八坂神社を抜けて歩く。そろそろお城だ。
　お、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の碑がある。そうか、巌流島の決闘は関門海峡なんだ。
佐々木小次郎は、諸国武者修行に出て、幾度も高名な兵法者と決闘をしその名をあげ。やがて、小倉に現れ、その評判を耳にした藩主細川忠興公に引き止められ、道場を開きます。
そして肥後熊本の加藤家が改易になり、二代細川忠利(ただとし)は肥後に移ります。それまで外様ばかりであった九州のおさえとして、細川家とは姻戚関係にある譜代大名の小笠原忠真が、1632年播磨明石から入府します。
　宮本武蔵の義理の息子伊織が忠真公に仕えていたことがきっかけで、１６３２年の忠真公転封の際、伊織とともに剣客として小倉城に招かれたらしい。といわれてます。

それらがきっかけで巌流島の戦いがあったらしい。本当かい？ 

そこを過ぎしばらく行くと小倉城だ。いいね、こじんまりしていいお城だ。
行ってみよう。
　いいね、小倉城は。大阪城より小さいけど、いい感じだよ。こんなことを言うと大阪の人に叱られるかな。
へえ、内部は小倉城の歴史と巌流島の決闘の説明ばかりという感じ。展望する小倉の城下がいいね。
　確かにこじんまりとしていいお城だ。
　下城してしばらく行くと松本清張記念館がある。
　そうか、松本清張は小倉の人か。しらなかったなあ。