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　次の日、日本紀行へ行き、黒川編集長の諒解を取って、出発した。
朝早く、朝見にとっては気の遠くなるような朝、近くの上中里の駅まであるく。
08：56だ。そこから東京駅へ出て０９：３０の新幹線で小倉駅へ向かう。
　小倉駅が１４：１３だった。
　ちょっと遅いな。今日は小倉城を散策して、下関へ行こう。
門司レトロ地区は明日の午後だな。
でも、お腹が空いたよ。
小倉城へとむかってとことこ歩く。お、うまそうなラーメン屋があるぜ。行ってみよう。
美味しいラーメンで満腹して紫川を渡り、小倉城址へと歩く。 

小倉城は、戦国時代の末期に毛利氏が築城したことから始まり、関ヶ原の合戦後に領主として入った戦国大名の細川忠興の手により、慶長7年（1602年）から7年もの歳月をかけて完成されたお城だ。野面積みの石垣や唐造りの天守閣が特徴で、迫力ある外観は訪れる人々に戦国の気風を思い起こさせる。

小倉城虎ノ門口から城址公園へ。茶釜塚や筆塚や花塚がある。いいね。毎年十月に使えなくなった筆を献じ筆供養を行う。碑の「筆塚」の刻字は小笠原藩の名書家下枝董村の筆跡から二字が選ばれたらしい。