白虎隊の墓が山中にある。昔は正栄寺や宇賀神社、さざえ堂などのある景勝地として知られていた。明治１７年に自刃１９士の墓が建ち、その後、戦死３１士の墓を追加、また自刃の場も整備された。また松平容保の歌碑を始め、数多くの石碑が建てられている。

今も白虎隊の墓前は香煙の絶えることはない。鶴ケ城を見下ろす位置に白虎隊の墓があった。子供のような隊士が鶴ケ城を望んでいる。官軍の攻撃を受けて、ここまで逃れてきて、ここで自刃したのか。悲哀だね。
白虎隊の衣装を着た女性が観光客を案内して白虎隊の歴史を話している。まあ、会津にとっては白虎隊はそれなりに大切な（歴史観でも観光面でも）大切なものなんだろう。
　そういえば、ここに来るまでの交差点に白虎隊通りと名がついていた。
山頂では近くの小学校の社会に授業の一環なのだろう、ノートを持った一団が観光客にインタビューしている。
悪丸君のところにもやってきた。いろんな質問をしてくる。小学生ってかわいいもんだね。
帰りは歩いて降りる。あれ、なんだいこれは。さざえ堂とある。

通路がサザエのように回っていて登りと下りでは一緒にならないんだって。へえ、珍しいね。