朝見充彦事件簿(8)
鞆の浦・仙酔島からの風

                 

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 しかし、島崎にはピンときた。単なるすれ違いじゃないぞ、これは。
 なんか関係がありそうだ。
やがて、女が立ち去った。
 島崎は池田に指示して女を追わせるのだった。
 女は鞆の浦へと向かった。
 残った三人はしばらく話してから分かれた。宮本と川上は、しばらく近くを歩き回って、近くのホテルにチェックインした。
島崎も同じホテルにチェックインし、池田の連絡を待つのだった。

 しかし、池田は鞆の浦で女を見失ってしまったのだった。
 こうして特に収穫なく、福山での調査行は終了した。

 続く