ここは明治１３年からの宿で大正天皇や数々の文化人が愛した宿とのこと。
目の前に茶室（？）らしき建物、柿が迎え、赤い南天が迎える。
宿の玄関は明治期の建築らしい趣のある玄関。古びた懐かしい大きな柱時計がお迎え。大女将、若女将も感じがいい人だ。いい雰囲気の宿だ。
　一風呂浴びて、今日の印象をパソコンをたたく。
でも、今日は疲れた。
早めに寝ることにした。 

　翌朝、６時過ぎに目がさめる。いつもは朝寝なのだが、旅先では早く起きるのだ。東の空が赤い。朝焼けだ。日の出か。
まだ薄暗いのに散歩に出掛けた。いいね、歩いているとだんだんと夜が明けてくる。
　養老の滝につく頃にはすっかり夜が明けた。
戻りの道は養老神社へ向かう。養老神社。すぐ隣が菊水霊泉だ。
　世の中をくくり結び病に効く名水らしい。
まあ、信じるものは救われるのだ。
川沿いにどんどん下る。水はきれいで風情があるのだ。
　源丞内の墓に出た。滝の水がお酒になったという養老孝子伝説の主人公だ。
いいね、歩いているとだんだんと夜が明けてくる。
不老池の周りをあるいて、元正天皇行幸遺跡。その先に、お、秣の滝って標識がある。行ってみたいが、山道だ。一人じゃ心細い。やめとこう。