朝見充彦事件簿(7)
白鳥が飛び立つ

                 

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 一応、日本武尊の歴史を調べてから浅見は伊吹山へと向かった。
 朝早くソアラで出発。高速道路をひた走って、関ヶ原ICへ着く。ああ、ここは天下分け目の関ヶ原合戦の地だ。
 五時間ほどの長距離ドライブだ。着いたのお昼ごろ。

そこから伊吹山へと行く。ドライブウェイが整備されている。
 ここは標高1377m、きっと涼しいだろう、お花畑がきれいだろうなと思ってはしる。そうか、ここで日本武尊は猪を退治したのか。草薙剣を忘れたおかげでけがをしたのか。
 伊吹山ドライブウエーは通行料が3000円、ちょっと高いなあと思いながら行く。今日は快晴、山並みからの景色も最高でした。頂上の駐車場で車を降りたとたん、身にしみる冷気、さすが1260メートル(駐車場で)と感心した次第。
ここから山頂までのコースのうち、片道40分と表示されていた西コースを歩く。道は岩だらけで歩きにくい道でした。途中、咲き誇る(そんなにはないが)花を愛でながらひたすら登る。この日は風が強く、半そでの身には寒いくらいでした。
頂上で一休み。ここの山頂には日本武尊の碑がある。
いいね、この辺りの景色は。

 その後中央コースを通って駐車場まで戻った。
このコースで約1時間20分くらいだった。
 駐車場の食堂の山菜うどんを食す。500円でした。冷え切った身には温かいうどんが美味しかった。

 こんなにいい伊吹山で日本武尊は闘ったのか。まあ、当時の山賊相手だったんだろうけど。そんな気配は微塵にも感じられない。
いい散歩コースだよ。

 適当に休んでから伊吹山を下る。

 続く