１７：００ころ。プレループ遺跡へ向かう。ここも階段を上るのだ。けっこう高い。頂上から見下ろす遺跡はかなり朽ちている。夕陽を見る人もかなりいる。半分くらい日本人だ。若いやつが意外と多い。夕日が沈むのを待つ間にも物売りの子供がいっぱいいる。

　なんとここでは警官まで物売りに変身している。自分の身分証を見せてから警察のバッジを売りに来た。なんかいやな気がして断る。
さすが子供と違っておとなしく引き下がった。とにかくアルバイトでもしないとでも食っていけないらしい。
　１８：００まで待つが日が落ちるあたりに雲がかかり、夕日は望めないので市内へもどる。
　１８：４０ころまでガイド嬢の知り合いの店があるマーケットで買い物をする。価格と品質はよくわからないが安くていいやつらしい。女性軍は必死で買いあさるが男性二人は手持ち無沙汰だ。
　店先に出してくれた椅子に座って一服する。後ろから肩をたたかれる。振り返ると地雷で足がない子供が帽子を差し出して何やら言っている。どうやら物乞いらしい。無視するがしつこいので逃げ出し、マーケットの中を歩く。少し裏に入ると魚や肉や野菜を売っているマーケット。
裸電球が数個ついているだけ。薄暗いマーケットを歩くがいろんなものを売っている。
しかし、汚い。慣れないと歩けやしない。
　１８：５０、やっと買い物が終了し、今夜の食事はクメール古典舞踊“アプサラダンス”を見ながらバイキングだ。あまりうまくはないが、まあこんなものだ。食後、ホテルへ。２０：３０だった。つかれた。持参した万歩計は二万歩を軽く越えている。