日本に帰るとき現地の麺と野菜を持ち帰ったが名前を忘れて〝うどん”と〝かぼちゃ”が日本語として残ったらしい。
　へえ、ウドンってそうなのか。本当か？　かぼちゃはカンボジアなのか？
　しらなかったなあ。本当かい？

　１７段の階段を上って第二回廊へ。
　ここにはレリーフなどはない。
　この先には第三回廊。第三回廊は一辺６０ｍ。階段が急すぎて危険だというので特に案内はしてくれない。しかたなく朝見は一人で上る。
ここまで来て行かないなんて何のために来たのか。
　けっこう急だ、階段の幅がなく上りにくい。世界遺産のせいか、手すりもなかった。
上りきる寸前は特に狭く、急で下を見ると目がくらみ、足がすくむ。やっと上りきる。下を見ると残った仲間が小さく見える。
　第三回廊からの眺めはすばらしい。ただし、特に見るべきものは何にもない。アンコール・ワットを囲む全体がよく見えるだけだ。下りには一本の丸鋼で手すりらしきものがあった。きっと事故でもあったんだろう。それで設置したんじゃないかな？
　１６：２５ころ、再び第一回廊の南面へ。ここは｢天国と地獄｣のレリーフが並んでいる。上段が天国、下段が地獄、中段が裁定に向かう人に分かれ針地獄、火責め、舌抜きなどの様子がリアルに描かれている。
　一応の散策は終わった。
　アンコールは１５時から一時間半も歩いたことになる。
芝生の上でしばらく休憩して今度は夕日を見に行く。