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　１５：００再びアンコール・ワットへ向かう。アンコール・ワットは１２世紀前半にスーリヤヴァルマン二世が３０年余りかけて建造したクメール建築の傑作だ。しかし砂岩を用いていることで風化が激しい。参道の入口から全景を見る。
朝日を見るときに見た薄暗いときとは違い、すばらしい。
　中世のカンボジアに来たみたいな気になる。圧倒される思いだ。５４０ｍの参道の左半分は上智大学のグループが修理中とのこと。入口にフランスで修理したときの印がある。日本が修理した部分には印はない。ここにも文化の違いが現れている。参道の途中、倉庫に使われていたらしい建物が左右に。片方はインドが修理、セメントで修理したらしい。片方は日本、砂岩を切り出して本物そっくりに修理したらしい。ここにも文化の違いと細かい日本の特徴がある。長い参道の欄干は蛇神ナーガだ。
　頭はほとんど壊れているが一つだけ残っている。参道の途中で左に折れ、定番の写真スポットへ行く。