アンコール・ワット　二日目 

　薄暗い朝、５時過ぎにアンコール・ワットへ着く。意外と暑くない。
果たして朝日が見れるか。一日入場券、２０ＵＳドルだった。カンボジアの国民は無料、観光客は２０ドル。一日、二日、三日の券がある。

　一日券以外は写真付の入場券が必要だ。一日券は写真が不要。一日なら何回でも入場できる。暗い中、足元を気にしながら行く。心待ちにしながら朝日が昇るのを見る。
アンコール・ワットの黒い塔の後ろから黄金の光が差してくる。幻想的だ。残念ながら日輪は雲に隠れて見ることができなかったが、印象的な朝日だった。
　６時過ぎに、いったんホテルへ。このとき初めてホテルを間近に見る。旧館だが白いなかなかかっこいいホテルだ。とりあえず朝食をとる。一休みして８時ごろに今度はアンコール・トムへと出発する。
　アンコール・ワットは他の遺跡と違って西向きにたっているため午前中は逆光になり、写真撮影に不向きだから午後になるのだそうな。