朝見充彦事件簿(6)
赤道直下の楽園

                 

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     第三章 マレーシアの事故との関連

 帰宅して開いたパソコンに、マレーシアの近藤氏からのメールが届いていた。
 ティオマンの総督からの返事があったのだ。
 英語の原文と近藤氏の訳文が掲載されていた。
 内容は簡単に言えば次のようだった。 

ーー事故の当時、リゾートのレストランで一人の若い日本人の男がアルバイトしていた。
 事故の当日、午後から欠勤していた。
 JUARAのリゾート近くで目撃されていた。
 翌日、急にアルバイトを辞めたらしい。
 急遽、コタキナバルへ行き、そこから出国したらしい。
 これらについては現地の住民の目撃者がいるーー

 

 続く