朝見充彦事件簿(6)
赤道直下の楽園

                 

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      三日目 ふたたびクアラルンプールへ 

 三日目の朝、いかにも田舎の空港といった風情のTIOMAN国際空港からアラランプールへ戻る。
 今日は一日、クアラルンプールでの自由行動だ。
 玉木夫婦を誘って市内に出かける。
 マレーシアといえば自然の宝庫。自然公園があちこちにあってジャングルを楽しめる。 ホテルからタクシーをチャーターして出発する。運転手はあまり英語がわからなく、英語とマレー語とのチャンポン。しかし、陽気な運転手で楽しかった。市内から走ること約40分。急に車が止まる。
運転手がFALL!!と言って脇の広場に入って行く。なんかなと思ってみるとそこには温泉が。
 マレーシアに温泉があるとはと思いよってみると45度はあろうかと言う温泉が湧いていました。
硫黄のにおいがつんときて、まさしく温泉。
しかし、現地の人には温泉に入る習慣がないのか数人がたむろして足をつけたり、体に湯をかけたりしているだけ。これだけの厚い温泉と湯量の温泉があればリゾート開発できるんじゃないかと思う。

 続く