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　さあ、ここから高松へ行こう。けっこう遠いのだ。
　高速を一気に走って、三時間半かかった。着いたのは午後八時ごろだ。
　明日行く予定の高松城址のまわりを車でうろうろしてからレンタカーを返し、高松駅近くのビジネスに宿をとった。

　翌朝、少し疲れていたのでのんびりと起きだし、高松城址、玉藻公園をうろうろする。ここは高松城のあとなのだ。北側はそのまま海、残り三方の濠に海水を引き入れめぐらした日本三大水城の一つである。
今では城はなく、櫓がふたつ残っているだけ。
　まあ、ここまで来たら入場料を払おう。２００円だった。いいね。緑の松があり、いい景色だ。和むような気分。ただ、玉に瑕は櫓の先にビルが見えること。まあ、しょうがないか。
　旭橋を渡ってすぐ左の艮櫓や豪胆な造りの披雲閣、城郭の北端に立つ重要文化財の月見櫓、海水を引き入れる水門、天守閣跡へと続く鞘橋などを見ながら歩き回った。
いい加減歩き回って、今回の目的の一つである讃岐うどんを近くの店で楽しんだ。