まあ、どこにでもある博物館だね。でも、けっこうリアルだった。主人一家は白いご飯、使用人は麥ご飯だ。おかずは味噌汁とたくあんだけ。いまじゃ、とても耐えられないだろうね。

さらに歩く。白壁の家並みがいいね。伊予銀行のところを左折すると、おおきな壜がある。どうやら名産の酢卵の宣伝だ。
　薄めたのを飲ませてもらったが、少しすっぱいけど、まあまあ、飲める。
買う気はしなかったが。

木蝋資料館についた。ここは文久元年（1851）本芳我家から分家した上芳我家なのだ。この当主がはぜの木から白い木蝋を作り出し、財をなしたのだ。
明治から大正にかけて内子の木蝋は日本一だったらしい。
そのときの豪邸がそのまま残っているのだ。すごいね、この邸は。いたるところに当時のものが残っている。見るだけのことはあった。じっくりと見学した。まあ、凄いの一言だね。内子町は。行く価値のある街だよ。
　しばし散策して、次へ向かう。佐田岬を経由して宇和島へ向かうのだ。