ここから能登島へ回る。ここは最近、七尾市と合併したらしい。道の途中の花文字が印象的でした。途中の駐車場で海岸を歩く。結構きれいだった。
海中の海藻類もきれいで目の保養をした。
　能登島は、縄文時代から人が住み、漁を中心とした生活が営まれ、船材の供給地、また海に囲まれた地形から海上航路の拠点として重視された土地だったんだって。そして、江戸時代に入ると離島であることから加賀前田藩の政治犯の流刑地だったのだ。へえ、知らなかった。

　さらに走りガラス美術館へと向かうがなんとここは本日休館日。資料の展示を入れ替えるために四日間の臨時休館だった。モミュメントの写真を撮って引き返す。しょうがないので水族館へ向かう。ちょうどイルカのショーをやっていた。
　ジャンプするイルカの撮影に成功する。しばらく見学する。水族館も久しぶりに行くと結構おもしろい。

　さらに、輪島へ向かう。途中に明治の館がある。江戸期に北前船で利益を上げた室木家の屋敷とのこと。今は中島町（七尾市の合併）が買い上げて一般公開しているらしい。豪邸といったイメージ。今ではこんな屋敷は住みにくいのだろうが昔は群を抜いてすばらしかったのだろう。輪島に着く。恒例の朝市は１２時までやっていたので見学する。途中に井戸や博物館があった。

　輪島でビジネスホテルを探し、チェックインした。もう遅い。とにかく由紀に電話した。
「あ、朝見です。今、輪島に着きました。とりあえずビジネスにチェックインしました」
「ああ、朝見さん、お待ちしていました。いまからそこのホテルに行きます。一緒に夕食しましょう」