第六話　赤道直下の楽園

背景：マレーシア・ティオマン島でアルバイトの日本人に、日本からの観光客が殺された。旅行社の依頼で朝見はマレーシアへ行く。アルバイトの日本人は日本での観光旅行で長崎に行った添乗員の女性にマレ−シアにいたことを言われ、事件を隠蔽するため、日本でも事件を起こす。

場所：マレーシア・ティオマン島、クアラルンプール、長崎、多摩川河畔

　ティオマン島のマングローブの中で玉木綾香さんが死体で発見された。現地での捜査も叶わず迷宮入り。遺族は旅行社を相手に訴訟を起こす。旅行社は遺族を慰霊のため、娘の行った観光地を案内する。その状況を記録し、遺族を慰労するため、日本紀行の黒川氏の依頼もあり、朝見が同行する。遺族も娘の足跡を辿れて、感激。保険金も出る。訴訟も取り下げ。
旅行社も遺族も満足。
　帰国後、当時の添乗員が仕事に復帰、九州旅行に添乗員として赴く。長崎で、参加者がティオマン島にいたことを添乗員が思いだす。
参加者は添乗員を抹殺。ティオマン島で総督に会った朝見は、再調査を依頼。再調査の結果、日本人がいたことが判明。事件が解決する。