第五話 天城峠の妖精
背景:消費者金融・法定より高い金利を取って懐に入れていた営業係長の安住文雄と承知のうえで手伝っていた天野芳子。
騙されたことがあるカメラマンの小沢五郎の復讐・恐喝。安住との戦い。
現場:黄金岬、天城隧道、横浜港、前橋、五井の港
《週刊マンデー》の安倍社長はタレント発掘を計画。カメラマンの小沢とともに朝見も天城への撮影に同行した。
黄金岬で女性が転落死。天野芳子だった。
天城峠のトンネルから出てきた桜田美和は妖精のようだった。
朝見のルポからの週刊マンデーの記事が大評判。
桜田は一気に街道を駆け上がった。
五井の港で死体が上がった。小沢だった。小沢から桜田のもとに二枚の写真が届いていた。
桜田から相談を受けた朝見は、ピンときた。
あの時の黄金岬でみた男だ。もう一枚は女だ。
朝見が撮った写真には車のプレートも写っていた。
池袋署で洗った。持ち主が判明。
消費者金融の営業係長・安住のものと判明。
三都県の合同捜査で事件は解決した。
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